2015/09/03
おはようございます。
先日、所属する建築士会若狭支部の勉強会がありました。
今回は「三ツ星建築士養成講座」と題した全3回シリーズ。
1回、保険知識
2回、建築士法改正
そして今回がラスト、住宅省エネの理解について学びました。
企画や運営は我々建築士会の青年部がやっております。
自分達の学びたいことをやれるという、ある意味ありがたい企画です(笑)
日ごろからお付き合いのある若き講師は
さすが、セミナー等の場数も踏んでいるので
要点をまとめた、わかりやすい解説をしてくれました。
住宅の省エネはこれまで
平成11年基準が採用されています。
それがこの度平成25年基準に変わります。
簡単に言えば、
住宅の省エネ化が義務化になり
確認申請などを提出する際に、
1棟ごとに省エネ性能の計算が必要になります。
これまでは住宅の省エネ性能については
確認申請などで明確にどのくらいだということは必要ありません。
ただ、住宅の耐震性については
今もしっかりと軸組み計算をして基準数値を満たします。
同じように省エネ性能の計算が必要になると考えると理解しやすいかと思います。
近頃、よく聞くのは
「車の燃費のように家の燃費もわかりやすく」という感じですね。
断熱層や気密層をしっかり理解しながら
1 必要となるエネルギー量を減らし、負荷を低減し
2 効率よく少ないエネルギー量で賄うために設備機器の効率化と自然エネルギーの活用
3 住み方でエネルギー消費量を減らす
この3つを意識することで
これからの住まいは、
地球にやさしい、
家計にやさしい、
そして人にやさしい住まい
を実践しようということですね。