2015/03/18
先日、福井県建築住宅センター主催の技術講習会に参加しました。
内容は
①外壁の通気工法
②フラット35s(省エネルギー性)を取得するための新省エネ基準の解説
①については、弊社でも以前から通気工法にて施工しています。
復習も兼ねて改めて理解を深めようと思い、受講しました。
②は、今年4月から、
フラット35s(金利優遇プラン)の住宅ローン融資を受ける際の
省エネ基準が変わるので、対応するべく勉強してきました。
今回は①について書いてみたいと思います。
「外壁通気工法」とは
外壁材内側と断熱材の間に通気層を設置し、室内で発生した湿気が壁内へ侵入した際に
壁内で留まってしまわずに外部へ逃がし除去することを目的としています。
図にするとこんな感じ
外壁が横貼りか縦貼りで下地の向きは変わりますが
どちらにしても、下地材で区切ってしまわず
通気が取れるようにすることが大切です。
施工においては
窓の廻りや土台廻り、下屋や軒廻りなど、注意するポイントがあります。
図にもあるように
室内側にも防湿シートなどを施工します。
断熱材の種類によっては、この室内側のシートは省略できるモノもあります。
壁の中に湿気が入り、出口がないと壁内部で結露する可能性があり
断熱材が水分を吸ってしまうと、本来の断熱性能を発揮できないばかりか
水分の重さで断熱材自体が垂れ下がり、壁内部が空洞化してしまう場合もあります。
こうなってしまうと、断熱性能がないばかりか
湿気で、木材を腐らせてしまうことになり、住宅が長持ちしません。
リフォーム工事などで壁を解体すると
こうした現象をみることがあります。
とにかく壁内へ湿気を入れないことが重要ですが
入ってしまった湿気は留まらず、外部へ逃がすためにも通気工法が有効というわけです。
もちろん、通気工法自体にも入口と出口が必要なのは言うまでもなく
下部から入った空気が上部で抜けるようにしておかなければなりません。
施工を適切にすることによって
住宅の長寿命化をするわけです。
お客様の人生の舞台である大切な家づくり
失敗できない家づくりだからこそ、私達は常に学び向上を目指します。
内容は
①外壁の通気工法
②フラット35s(省エネルギー性)を取得するための新省エネ基準の解説
①については、弊社でも以前から通気工法にて施工しています。
復習も兼ねて改めて理解を深めようと思い、受講しました。
②は、今年4月から、
フラット35s(金利優遇プラン)の住宅ローン融資を受ける際の
省エネ基準が変わるので、対応するべく勉強してきました。
今回は①について書いてみたいと思います。
「外壁通気工法」とは
外壁材内側と断熱材の間に通気層を設置し、室内で発生した湿気が壁内へ侵入した際に
壁内で留まってしまわずに外部へ逃がし除去することを目的としています。
図にするとこんな感じ
外壁が横貼りか縦貼りで下地の向きは変わりますが
どちらにしても、下地材で区切ってしまわず
通気が取れるようにすることが大切です。
施工においては
窓の廻りや土台廻り、下屋や軒廻りなど、注意するポイントがあります。
図にもあるように
室内側にも防湿シートなどを施工します。
断熱材の種類によっては、この室内側のシートは省略できるモノもあります。
壁の中に湿気が入り、出口がないと壁内部で結露する可能性があり
断熱材が水分を吸ってしまうと、本来の断熱性能を発揮できないばかりか
水分の重さで断熱材自体が垂れ下がり、壁内部が空洞化してしまう場合もあります。
こうなってしまうと、断熱性能がないばかりか
湿気で、木材を腐らせてしまうことになり、住宅が長持ちしません。
リフォーム工事などで壁を解体すると
こうした現象をみることがあります。
とにかく壁内へ湿気を入れないことが重要ですが
入ってしまった湿気は留まらず、外部へ逃がすためにも通気工法が有効というわけです。
もちろん、通気工法自体にも入口と出口が必要なのは言うまでもなく
下部から入った空気が上部で抜けるようにしておかなければなりません。
施工を適切にすることによって
住宅の長寿命化をするわけです。
お客様の人生の舞台である大切な家づくり
失敗できない家づくりだからこそ、私達は常に学び向上を目指します。