2015/08/06
私も所属する建築士会若狭支部
毎年、勉強会や建築見学会など、いろいろと自分達で企画しています。
今年度は会員の知識や技術向上のため
「三ツ星建築士講座」と題して全3回の勉強会でスタートしました。
1回目の内容は「税金・保険」です。
近年、じわじわと話題になっている相続税。
これまでは、相続税の基礎控除が
5000万円+1000万円×法定相続人の数
だったものが
3000万円+600万円×法定相続人の数に改正されます。
ざっくり例をあげると
父が亡くなり、法定相続人が、母と子2人の3人だったとします。
改正前は
5000万円+1000万円×3人=8000万円のところ
改正後は
3000万円+600万円×3人=4800万円になるのです。
今まで8000万円から対象だったものが4800万円まで下がることになります。
「金持ち以外からも税金取る」なんて言われるのはこうした内容から来てるんですね~
その他にも、今年の10月より火災保険の長期契約ができなくなります(TへT)
これまでは住宅を新築して住宅ローンを契約する時に
一緒に火災保険も35年分をまとめて契約していました。
それが、10年までしか契約できません。
こうなった背景には近年の自然災害などの増加
それにともない保険会社の支払い等が増え、きつくなってきたことなどあるのですが
そんな時のための保険だろう?と思うと、納得はできないような気もします。
保険会社は預かった保険金を運用して利益なり、保険金なりを出します。
なら、それをがんばって対応しようぜと思ったりもしますが
そんな簡単なことではないのだろうなぁとも思います(苦笑)
火災保険に関しては、
火災保険と合わせて、地震保険にも加入することや
今入っている火災保険を一度同社や他社で見直すことも有効なようです。
そして住宅ローンに関してですが
今住宅ローンの金利はめちゃくちゃ低いです。
はっきり言って人類史上最低金利です!
そして今年はフラット35に0.06%優遇があります。
(予算があるのでいつまでもあるとは限りませんが・・・)
銀行の変動金利の2年モノに近い金利で35年の固定金利が組めるかもしれないです。
住宅ローンを組む際に団体信用生命保険にも加入することで
万が一の際に残された家族に住宅ローンを残さないで済みます。
この団体信用生命保険に加入するか、
また別に住宅ローン用の生命保険に加入することになります。
そのまま団信で進めるのもいいですが
他に生命保険に加入することで支払いが安く済む場合もありますので
詳しく知りたい方はご連絡くださいね(^^)
自分が掛けている保険
実はけっこう、知らなかったりします。
どこの会社?なんという保険?保障内容は?月々の支払いは?
家を建てるとなった時に、いい機会ですから
これらを一度見直して、把握して、必要とあれば組み替えるなどする。
こういったことも大切なことではないかと思います。