解体して見えること

N様邸のリフォーム工事も解体工事が終了。
天井裏や床下が露出され、見えなかったところが見えてきます。

リフォーム工事では施工前にできるだけ調査をしますが
こうして解体して初めてわかることもあります。

今回もそれが出てきました。
やはり水廻りの壁やタイルの切れ目から侵入した水分が
土台や柱を痛めていました。



窓の下部も同様でした。



こうした部分は新しい木材に交換します。
今回は雨漏れなどではなく
お風呂からの浸水なので、新しいお風呂になれば浸水は
なくなりますが、ぼそぼそになった木材をこのままにはしておけません。



窓廻りの左右はそれほど腐朽がなかったのと
柱が乗っていたこともあり、
そのままにして、中央部を交換しました。

柱と土台下は今日の工事で交換しています。

リフォーム工事ではこういうこともよくあることです。
そのままにして壁を貼ってしまえば見えなくなるので
表面上取り繕うことも可能です。

しかし、それはできません。
我々工務店は地域の住宅のホームドクターであると思いますので
悪いヶ所（病気）があったからには治すのが当然でしょう。



浴室の窓からは絵画のような景色が見えました。
こういう景色が窓から見えるのは田舎のいいところだなぁと思います。


もうひとつの現場も工事が進み、
軽鉄でできた間仕切りが森のようになってきました。


何ができるかはまた改めてご紹介させていただくとします。